The adultization of 田村ゆかり
また1ヶ月ぶりのエントリです。
今回はめずらしく声優についての話です。
まずはこちらのツイートを、
続いて今日のポートレート!谷間ッしゃああ!!!(キング制作) pic.twitter.com/fU3nyo9GgY
— 田村ゆかり STAFF (@YukarihimeStaff) 2015, 5月 17
本日のポートレート。のあァァア!!この谷間ァァァアァア!!!(キング制作) pic.twitter.com/cbvF1ULlnW
— 田村ゆかり STAFF (@YukarihimeStaff) 2015, 4月 26
何が言いたいかというと、最近の公式の谷間推しです。
これがどうにも受け入れられません。
僕の知る限りで、最古の谷間は、ILRの物販のポストカードC*1あたりだったと記憶しています。(要出典)
いや、たしかにまあ当時の僕はこれを見て興奮しましたよ。
とはいえ、田村ゆかりさんといえば貧乳であり、貧乳であることを気にする田村ゆかりさん、
何か胸胸言われてるし、、、もう嫌だ。。。
— 田村ゆかり 7/29武道館ライブBD発売 (@yukari_tamura) 2010, 1月 18
とか
ね、ねえ、みんな、、谷間以外の感想はないの…?(,,◕ ⋏ ◕,,)
— 田村ゆかり 7/29武道館ライブBD発売 (@yukari_tamura) 2013, 10月 28
とかツイートする田村ゆかりさんが僕としては好きなわけです。
この明らかに意識されたイメージ変化には、なにか理由があると思われます。
その1つとして、「経年による演じるキャラクターの高齢化」というものが考えられます。
キルラキル KILL la KILL (針目縫)
サムライフラメンコ (桃井桜)
NARUTO-ナルト- SD ロック・リーの青春フルパワー忍伝 もういっちょ (テンテン)
弱虫ペダル (姫野湖鳥)
きんいろモザイク (大宮勇)
あいうら (若月先生)
波打際のむろみさん (むろみさん)
変態王子と笑わない猫。 (筒隠つくし)
俺の妹がこんなに可愛いわけがない。 (来栖加奈子)
断裁分離のクライムエッジ(ヴァイオレット・ウィッチー)
俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる (夏川真涼)
AKB0048 next stage (まゆゆ 〔3型目 渡辺麻友〕)
SHIROBAKO (相馬)
俺、ツインテールになります。 (メガ・ネプチューン=Mk.II)
旦那が何を言っているかわからない件 (カオル)
繰繰れ!コックリさん (ナレーション)
ガールフレンド(仮) (時谷小瑠璃)
クロスアンジュ 天使と竜の輪舞 (ヒルダ)
ドラえもん誕生日スペシャル (ラピス)
六畳間の侵略者!? (クラリオーサ・ダラオ・フォルトーゼ)
アカメが斬る! (マイン)
黒執事Book of Circus (エリザベス・ミッドフォード)
風雲維新ダイ☆ショーグン (ちはる)
彼女がフラグをおられたら (聖帝小路美森)
ノーゲーム・ノーライフ (ジブリール)
うーさーのその日暮らし 覚醒編 (お知らせうーさー)
ロボットガールズZ (暗黒大将軍)
のうりん (木下林檎)
うーさーのその日暮らし 夢幻編 (お知らせうーさー)
高宮なすのです! (高宮あやの)
旦那が何を言っているかわからない件 2スレ目 (カオル)
魔法少女リリカルなのはViVid (高町なのは)
ハロー!!きんいろモザイク (大宮勇)
アブソリュート・デュオ (月見璃兎)
上から2013年、2014年、2015年の出演作品(アニメーション)のリスト*2です。
各作品を視聴されている方にはわかると思いますが、演じているキャラクターの平均年齢が上昇傾向にあります。
田村ゆかりさんもデビューからもうすぐ20年になり、ベテラン声優と呼べるだけのキャリアを積んできています。
声は変わらず*3若いままで、高校生役も演じられています。
しかし、次々と若年の声優が現れ、アニメイベント等で”声優”が表舞台に出ることが増えた昨今、高校生役として10代、20代の声優の方々と並ぶには険しいもの*4があります。
これからも声優業を続けていくにあたり、
生存戦略としてとった事務所の方針が、《田村ゆかり》というキャラクターの「大人化」、だったのではないでしょうか。
典型的「大人化」として、露出の強化、谷間の強調は効果的なものであると考えられます。
出演作品から鑑みるに、イメージ改変は成功だったとみられるでしょう。
ただ、僕が田村ゆかりさんに求めているのはそうではなかった。
過剰な露出は僕の中の《田村ゆかり》さんのイメージを崩してしまった。
生み出されたイメージもあれば、壊れてしまうイメージもあります。
大げさに言うと幻滅という言葉がこの感情にあたるのかもしれません。
とはいえ、イメージ戦略が自分に合わなかっただけであり、田村ゆかりさんのことは今も好きです。
最近田村ゆかりさんが演じたキャラクターも好きですし、《田村ゆかり》さんについても同様です。
ただ、僕個人が過剰な「大人化」を受け入れられなかったというだけです。
散々否定的な意見を述べましたが、僕は今も《田村ゆかり》さんを応援していますし、田村ゆかりさんの今後の活躍を願っています。
最後に一言、
田村ゆかりさん、『まだ好きでいさせて』ください。
*1:I Love Rabbit 物販 | 蜜月の小舟。より引用
*2:||||| Profile - 田村ゆかり Official Web-Site [ Tamura Yukari.com ] ||||| より引用
*3:変化がないという意味ではない
*4:ビジュアルではなく、世代間での会話の難しさ等